原因を探すよりまず栄養を補いデトックスする

摂食障害(拒食症)

ドグマチール(スルピリド)への誤解

昨今、精神科や心療内科にとどまらず、内科や整形外科でも多用される最新のSSRIやSNRIといった向精神薬ですが、これは怖い薬です。それに比べて昔から安心して使われてきたドグマチールは元々は胃薬で、過敏性腸症候群(IBS)や脳過敏症候群など、原因不明の症状にも効果を発揮してきました。そのため、抗うつ効果も添付文書に記載されるようになりましたが、特許切れで製薬会社が儲からなくなると途端に「怖い薬」と喧伝されるようになるのはこの業界ではいつもの事です。名医はドグマチールを上手に使っています。特に食欲不振で食事も喉を通らない患者に適しています。実は私自身も服用していた時期がありましたが、とにかく食欲が増し、喧伝されるほど薬をやめる時の離脱症状もありませんでした。個人差はあると思いますが、補中益気湯と合わせて気を高めながら元気にして、ドグマチールを使えば胃腸の調子が回復し、体重も自ずと戻っていきます。

喉のツカエと胸の圧迫感

食道炎でも胃炎でも無い神経症状

元々、添付文書の効能欄に「喉のつかえ」と記載されている半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を使用するのも良いでしょう。上記に追加して併用することも可能です。

神経性やせ症

"痩せたい"強迫観念を緩和

抑肝散(よくかんさん)と抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)は、イライラして興奮しやすく、腹直筋の緊張、筋痙攣があり、体が強張っている場合によく効きます。上記のドグマチールや漢方薬と併用しても良いでしょう。赤ちゃんの夜泣きにも使える安心安全な薬です。

食べられる状態に戻す

栄養補助食品

栄養素は全て「小腸」から吸収される

加齢などで消化不良が続くと「慢性的な栄養不足」になります。車に例えれば、エンジンオイルもガソリンも無い状態です。牡蠣肉エキスのバランスターWZやスピルリナのリナグリーン21プレミアムは、小腸からの栄養素の吸収率が95%とほぼ100%に近い天然素材の栄養補助食品です

桶理論

数種類のビタミン・ミネラル・アミノ酸をバラバラに摂って、体づくりはできません。下図の桶理論は、牡蠣肉エキスのバランスターWZやスピルリナのリナグリーン21プレミアムでバランス良く代謝栄養素を摂って初めて、体づくりができることを表しています。

有害物質の排泄を促す

ファスティングとは

ファスティングとは、欧米であらゆる疾患の治療に補完的に利用される自然治療法で、特に西洋医学・標準医療で助からないとされる病気の治療に昨今日本でも用いられています。所謂断食と似た食事療法です。胃を休めることで一種の飢餓状態をつくり、正常細胞に異物細胞を自食させるオートファジーという人間が元来持っている免疫機能です。