線維筋痛症は膠原病か

原因不明も膠原病と似ている

線維筋痛症がどうして起こるかは、現状では「解らない」とされています。しかし、線維筋痛症の痛みは、痛みのある部位に原因があるのではなく、痛みを脳に伝える神経や痛みのシステムに問題があると認識されています。すなわち、痛みの刺激がないのに、痛みの神経が興奮し、脳が「痛い」と感じる病気ということです。原因は、これまで全く不明でしたが、昨今は脳内で痛みの神経に炎症(脳内神経炎症)が発生しているためであることが解ってきました。この慢性炎症の仕組みは、様々な膠原病と似ています。

サインバルタの正体

なぜ病院は抗うつ剤を処方するのか

線維筋痛症に処方される代表的な薬剤に「サインバルタ」がありますが、元々は抗うつ剤で、使用範囲を整形外科にまで広げることで、近年売り上げを伸ばしています。主たる副作用は「考えがまとまらない」つまり認知症になります。それで「痛みを忘れる」ことで効果を謳っています。以下は製造販売する評判の悪い米イーライリリー社の添付文書です。

病院用薬をうまく使う

ベンゾジアゼピン系抗不安薬の全否定は間違い

"向精神薬に分類されない類似薬"
抗不安薬レスタス錠をベースにする

予期不安に伴う様々な突発的症状を軽減する

レスタス錠の特長

・向精神薬ではない(投与期間の制限なし)
・長く効く(24時間持続)
・抗不安効果が高い(最も高い部類)
・減薬断薬しやすい(効果半減期が190時間)
・安い(薬価1日1錠17.3円)
※1週間の服用で効果が安定する血中濃度になります

レスタス販売禁止のニュース

ジェネリックの製薬会社に対する行政処分と外交問題に伴う原料の輸入制限による販売の休止
2022年3月18日
https://pnb.jiho.jp/article/222004

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ご安心下さい。
代替薬が御座います。

メレックス錠の特長

・向精神薬ではない(投与期間の制限なし)
・長く効く(24時間持続)
・1日3回服用するタイプ(ピーク2時間後)
 →自分に合った量に増減して調整できる
・抗不安効果が中〜強程度で症状に合わせやすい
・減薬断薬しやすい(効果半減期が105時間)
・安い(0.5mg1日3回・1回1錠 薬価1日17.7円)
   (1mg1日3回・1回1錠 薬価1日31.2円)
※1日目で効果が安定する血中濃度になります

デパス(エチゾラム)の欠点

同じく抗不安効果が高いデパス(ジェネリック医薬品名はエチゾラム)は、効果が2〜6時間と短いため、習慣性が強く、治療に失敗しているパターンが多い。レスタスをベースにして、それでも発作が起きた場合にデパスを頓服的にうまく使用すると良いでしょう。

ニューロン軸索を働かなくする落とし穴

脳の中の「電線」を担うニューロン軸索を「筋肉」に例えると、この筋力低下が思考能力や認知能力の低下を招きます。コレステロールは「悪者」扱いされがちですが、ヒトの体にとって大切な栄養源です。過度の食事制限や偏食、また近年では「コレステロール値を下げる薬」が犯人で「横紋筋融解症」すなわち筋肉を溶かす副作用で、コレステロールでできるニューロン軸索の働きを低下させていることが認知症を招くとして問題になっています。そもそも、コレステロール値を下げる薬が処方される先進国は日本くらいで、無理に吸収を阻害することで血中の値を下げたヒトと高いままで薬を飲まなかったヒトでは、前者の方が短命であるという研究データが出ています。

全ての膠原病治療に
核酸医薬が期待される

線維筋痛症にも応用へ

  骨格筋  ➡︎     線維筋痛症

血液検査やCTスキャン、MRIを検査しても異常が見つかりませんが、近年、脳のグリア細胞(神経膠細胞)の活性化が原因であるという論文が発表されました。それが金属ナノ粒子の蓄積のため、核酸の不足によるRNA干渉のためである可能性があります。また、それによる脳内神経伝達物質の異常も考えられるわけです。

6大脳神経伝達物質を作る

脳神経伝達物質は、栄養素から成っています。「桶理論」にならってバランス良く摂取して初めて効果的な根本治療になります。

栄養補助食品

栄養素は全て「小腸」から吸収される

加齢などで消化不良が続くと「慢性的な栄養不足」になります。車に例えれば、エンジンオイルもガソリンも無い状態です。牡蠣肉エキスのバランスターWZやスピルリナのリナグリーン21プレミアムは、小腸からの栄養素の吸収率が95%とほぼ100%に近い天然素材の栄養補助食品です

桶理論

数種類のビタミン・ミネラル・アミノ酸をバラバラに摂って、体づくりはできません。下図の桶理論は、牡蠣肉エキスのバランスターWZやスピルリナのリナグリーン21プレミアムでバランス良く代謝栄養素を摂って初めて、体づくりができることを表しています。

人が元来持つ自然治癒力

免疫能と解毒能で

有害物質の排泄を促す

ファスティングとは

ファスティングとは、欧米であらゆる疾患の治療に補完的に利用される自然治療法で、特に西洋医学・標準医療で助からないとされる病気の治療に昨今日本でも用いられています。所謂断食と似た食事療法です。胃を休めることで一種の飢餓状態をつくり、正常細胞に異物細胞を自食させるオートファジーという人間が元来持っている免疫機能です。