斉藤綱男教授

2022年05月29日 01:49
カテゴリ: 日記

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遺伝子組み換え作物に警鐘を鳴らした先駆者

<CJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)、アルツハイマーの関係を告発した研究者が次々と不審な死を>

 1996年、アルツハイマー病の世界的権威である斉藤綱男教授(当時UCDS, University of California, San Diego所属)が、プロの手によるものと思われる方法で射殺された。

 学会で新説『アルツハイマーで蓄積するタンパク質にtauと呼ばれるリン酸化された異常タンパク質やアルファ・シヌクレインの存在を突き止めた』を発表する予定であった。斉藤綱男教授は、CJDとアルツハイマー病の関係に気付いていたようである。

  時を同じくして、BSE(牛海綿状脳症)の原因を、有機リン酸系農薬と主張していた農業専門家マーク・パーディ氏の家が全焼させられ、彼の顧問弁護士2人が交通事故で亡くなっている。

 奇妙なことが続く。CJDの権威であるピーター・ブルトン博士も時を同じくして、交通事故で死亡した。

 また、この事件の僅か数ヶ月前に、クールー病を感染症と証明し、ノーベル生理学・医学賞を受賞したカールトン・ガジュセック博士がFBIに逮捕されるという事件が起きている。ガジュセック博士は、クールー病とCJDの関連に早くから注目していた人物である。彼は、病原体を「相当長い潜伏期を経て発症するウイルス」(=スローウイルス)と考えていた。

 これらの一連の事件とともに、今でも関係者の間ではBSE、CJDそしてアルツハイマー病との繋がりをめぐる黒い噂として語り継がれている。この黒い噂をホームページ上で公開した笹山登生元衆議院議員は、この事件にはハワードヒューズ医学研究所の存在とCIAが関与しているのではないかという指摘を報告している。1997年に「プリオン(狂牛病の原因物質)の発見」で、ノーベル生理学・医学賞を受賞したプルシナー博士の提唱した「プリオン」仮説が、当局にとって都合が良かったのではないか。ノーベル賞は、しばしば政治的に、ビジネス的に利用されている。

 要するに、斉藤綱男教授らが突き止めたCJDやアルツハイマー病の原因が、食品加工に使われる農薬にあったとする証明が、農薬メジャー(米モンサント社など)をスポンサーに持つ当局関係者にとって不都合であったとしか思えない一連の事件にも関わらず、さらにそのスポンサーのマスメディアも報じないどころか、夫人犯人説を煽っていた。

 現在に至っても、プリオン原因説は、その経緯を知る人々に疑いの目で見られている。

 英国のケント大学のアラン・コルチェスター博士とエジンバラ大学獣医学部のナンシー・コルチェスター博士が、医学誌『ランセット』(2005年9月)にBSEの起源について大変興味深い報告をしている。その内容は、BSEの起源はCJDであるというものである。つまり、人間のスポンジ脳症が牛に伝染したのではないかというショッキングな内容である。

 概要はこうである。イギリスは1960〜1970年代にかけて、数十万トンもの哺乳類動物由来の死体のさまざまな部分、全骨を肥料や飼料として輸入していた。その多くがバングラディシュ、インド、パキスタンからであった。インドは医学用の人骨輸出国で有名。カルカッタのディーラーが、ヒトの骨を米国やパキスタンに輸出して告訴されている。

 インドとパキスタンでは、輸出用に大きな骨や死体を川で集めて売っていた。まさに死体ビジネスである。インド、パキスタンはヒンズー教徒の国であるが、ヒンズー教徒は死体を川に捨てる習慣がある。その中に動物だけでなく、ヒトの死体もかなり含まれていた。

 ここで、インドやパキスタンでヤコブ病があったのかが問題となってくる。実は1965年に、インドで最初のヤコブ病が報告され、1968年から1997年までに69例のヤコブ病患者の登録があったのだ。診断体制や報告体制が整備されていない現状を考えると、この数字は氷山の一角に違いない。

 そうすると、ヤコブ病のヒトの死体を食べた、牛が感染したということになる。ただ、まだヒト・ヤコブ患者の脳をすり潰して、牛に感染させる実験が行われたことはない。しかし、ヒトからサルへの感染実験は成功している。これがもし本当だとすると、ヒト→牛→ヒトというスポンジ脳症連鎖である。

 ここで気付いたのが、現在世界中の人々が接種しているmRNAワクチンで、CJDが増えていると言う事実だ。その未承認の実験的mRNAワクチンが、接種を受けた体の自然免疫を抑制している、という論文が沢山あがってきている。CJDは元々、ヒトの中でヒトと共存しているウイルスなのではないか。

 ジョン・コールマン博士は『鳥インフルエンザの正体』(成甲書房)の中で、"BSEの原因となるウイルス生物化学兵器"によって、人間に感染させる実験がなされていたのではないか、という推測をしている。

 その実験をアメリカなどの一部が、世界中のバイオラボで行なっていた、行なっているのではないか。

 常識とされていたものが、ある日突然に覆ってもおかしくないほど、我々は一個の情報媒体から一部に都合の良い洗脳を受けてきたのではないか、と思わされるほどに人々が個々につながる情報社会が現在だ。

※医師・崎谷博征先生拝 2006/03/19(Sun) No.01論文にかぶせて、現況における新型コロナワクチン薬害に対する私的な考察も加えて書きました。すみません。

 科学の進歩に、多くの人々が着いて来れないのは仕方ないにしても、多くの人々を真実から遠ざけて、一部に都合の良い"ヤラセ"を「科学の進歩」と声高に叫び、「グレート・リセット」と称し、強引に社会を破壊してゼロにする、インチキな科学に進歩はないと考えている。それどころか実は今、斉藤綱男家族の無念が晴れるのではないか、とも考えている。

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